【書籍】『認知行動療法実践ガイド:基礎から応用まで 第3版 ―ジュディス・ベックの認知行動療法テキスト―』
2023年12月14日 13:58
書籍紹介
新刊のご案内
『認知行動療法実践ガイド:基礎から応用まで 第3版 ―ジュディス・ベックの認知行動療法テキスト―』
ジュディス・S・ベック 著
伊藤絵美、藤澤大介 訳
星和書店
定価4,950円
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<書籍概要>
本書は世界各国語に翻訳され、現場で認知行動療法を実践する人々から高く評価されている教科書であり、
日本の認知行動療法の発展にも大きく貢献してきた。
第3版では、認知モデルによって行われる治療に、さまざまな心理療法の技法を幅広く取り入れ、
例えばアクセプタンス&コミットメント・セラピー、弁証法的行動療法、マインドフルネスに基づく認知療法などによる
重要な介入方法を提供する。
また本療法の基盤の一つとして、「リカバリー」および「ストレングス」への志向をも強調しており、
認知行動療法の第一人者による臨床経験から作り上げられた、認知行動療法を学ぶ人にとっての決定版ガイドである。
(星和書店HPより引用)
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│ぬくもっと情報│
2023年12月初旬に開催された日本認知療法・認知行動学会に出展していた
星和書店さんのブースで“売れ筋No.1”だった待望の一冊。
翻訳者のおひとり、藤澤先生ご本人に本書についてご紹介いただきました。
▼藤澤先生より▼
認知行動療法の基礎から応用まで:概念化からリカバリーへ
定評のある認知行動療法のテキストが、初版から約20年を経て新たに出版されました。
本書は、2つの点で他の認知行動療法の教科書と一線を画していると思います。
1つは新しい技法の統合です。本書第16章「認知行動療法にマインドフルネスを統合する」では、
認知行動療法のセッションの中で、短時間でマインドフルネスのスキルをどう用いるかを解説しています。
もう1つは、リカバリー指向への転換です。患者さんが目指したい方向(価値・アスピレーション)を
共有しポジティブな側面を軸にセラピーを進めるこのアプローチは、患者さんに友好的で受け入れられやすいものです。
本書は、従来のアプローチとリカバリー指向アプローチを併記し、
現在なお進行中の認知行動療法の発展に沿って解説されている貴重な解説書といえます。
(藤澤大介)
▼目次など更に詳しい情報はこちら(星和書店HP)
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn1071.html
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