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【書籍紹介】 『うつ病の認知療法 第2版』

2025年07月18日 15:42

 書籍紹介 

『うつ病の認知療法 第2版』

本書は、アーロン・T・ベックが中心になって行ったうつ病に対する認知療法の最初の効果研究のマニュアルを書籍化し、1979 年に発刊された『CognitiveTherapy of Depression(うつ病の認知療法)』の改訂版。

初版から50年近くを経ての大改訂で、うつ病の認知モデルについての最新理解が盛り込まれ、スキーマに焦点を当てた章も新設されるなど、実に85%が新しい内容になっています。


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 著 者 A.T.ベック /A.J.ラッシュ/B.F.ショウ/G.エミリー/R.J.デルバイス/S.D.ホロン

 監 訳 大野 裕
 発行元 岩崎学術出版社 〔2025年6月20日発刊〕
 頁 数 464頁・A5判
 定 価 6,050円(税込) 2025年7月時点

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▼「監訳者まえがき」より▼
既存のマニュアルに縛られていたのでは,クライエントに本当に役に立つ支援を行うことは難しい。セラピストが
クライエントと一緒に工夫をしながら,本当に役立つ道を見つけ,進んでいく。そうした道程のなかでの気づきを集め,改訂したものが本書である。本書は認知療法の臨床の進歩とともに成長を続ける,生きているマニュアルである。

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▼ 目 次
第1章 概要
第2章 情動の役割と治療関係の本質
第3章 治療的面接の構造
第4章 初回セッション:認知的な理論的根拠の提供
第5章 行動技法の応用
第6章 認知的技法の統合
第7章 スキーマ:コアビリーフと基底にある仮定
第8章 併存疾患への対処
第9章 自殺傾向のある患者の治療
第10章 ホームワークのセラピーへの統合
第11章 終結と再発予防
第12章 さまざまな環境と集団のための修正
第13章 認知療法で遭遇する一般的な問題
第14章 詳細な症例報告
第15章 認知療法と抗うつ薬
第16章 認知療法の治療効果と持続効果

▼更に詳しい内容・情報は以下のリンク先でご確認ください
『うつ病の認知療法 第2版  *外部サイト(岩崎学術出版社HP)へリンク


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