【書籍紹介】 『不安・心配と上手につきあうためのワークブック』
2024年09月01日 15:51
書籍紹介
~初版の世界売上17万5千部、不安症対策の定番書の第2版~
『不安・心配と上手につきあうためのワークブック』
デビッド・A・クラーク 著 / アーロン・T・ベック 著
大野 裕 監訳 / 林 竜也 訳
岩崎学術出版社
定価 3,850円(税込) 2024年9月時点
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│ぬくもっと情報│
この「ぬくもっとCBT」読者のために、翻訳された林竜也先生(林こころのクリニック)自ら
本書の特徴についてご紹介くださいました!
▼訳者の林先生より▼
「不安・心配と上手に付き合うためのワークブック」(岩崎学術出版社)では、
従来の認知行動療法(CBT)による介入も紹介されていますが、
第2版から従来の標準的な認知療法を修正したリカバリーを目指す認知療法(CT-R)の考え方や介入法が、取り入れられています。
このCT-Rの考え方が取り入れられることにより、
従来では問題としてしか取り上げられなかった不安や心配の適応的な側面に注目し、
クライエントの持っているアスピレーション(夢や希望)を治療の中にどう取り入れていくのかが明確になっています。
また、アスピレーションに注目することにより、
このセルフヘルプのワークブックに取り組む動機付けにもつながります。
翻訳する中で、私自身も自分のアスピレーションを、困難なときにこそ思い出そうと強く感じました。
ご興味を持っていただきお手にとっていただけると幸いです。
(林 竜也)
▼ 目 次
監訳者まえがき(大野 裕)/アーロン・T・ベックへの献辞/序文
第1章 新しい始まり
第2章 さぁ始めよう
第3章 不安が役に立つとき
第4章 不安が問題になるとき
第5章 不安とともに生きる
第6章 あなたの不安なこころを変える
第7章 不安な行動を抑える
第8章 心配するこころをコントロールする
第9章 パニックへの恐怖に打ち勝つ
第10章 社交不安を克服する
資料/参考文献/著者について/訳者あとがき(林 竜也)/索引
▼更に詳しい内容・情報はこちら *外部サイト(岩崎学術出版社HP)へリンク
『不安・心配と上手につきあうためのワークブック』
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